咳喘息|大泉学園駅すぐの内科・循環器内科|ゆうハートクリニック大泉学園

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咳喘息

咳喘息|大泉学園駅すぐの内科・循環器内科|ゆうハートクリニック大泉学園

咳喘息(cough variant asthma:CVA)とは

咳喘息(cough variant asthma:CVA)とは

喘息特有の喘鳴(ぜいぜい、ヒューヒューという呼吸音)や呼吸困難を伴わない、咳だけが慢性的に長引く病気のことを言います。咳反応の亢進が原因の1つと考えられており、感染症ではないため、うつることはありません。発症者は増加しており、女性に比較的多いとされています。

咳喘息の症状・特徴

  • 就寝時、夜間、早朝に症状が悪化しやすい
  • 症状の季節性がある
  • 痰がほとんど出ない
  • 喘鳴や呼吸困難がない
  • 風邪の後に起こることが多い
  • 冷たい空気で咳き込みやすい
  • 運動や会話で咳き込みやすい
  • タバコの煙で咳き込みやすい
  • 雨天・温度変化で咳き込みやすい
  • アレルギー素因がある人に多い
  • 風邪薬や咳止めを飲んでも効かない
  • 気管支拡張薬や吸入ステロイドが有効

咳喘息の治療

咳喘息の治療

治療は基本的には喘息と同じです。禁煙や回避可能な増悪因子をできるだけ回避するような環境改善を行い、さらに薬物治療を併用します。吸入ステロイドが第一選択で、喘息への移行率が低下すると言われています。また症状によっては気管支拡張のための吸入薬やロイコトリエン拮抗薬などの内服を併用します。

喘息への移行について

咳喘息は早期治療がとても大切です。
咳喘息の多くはきちんと治療をすることによって治ります。しかし治療せずに放置すると30-40%の人に喘鳴が出現し、典型的な喘息に移行すると言われています。また薬剤の減量・中止により再発をすることがあり注意が必要です。さらに風邪、花粉、タバコ・線香などの煙、寒暖差、冷房(冷たい空気)などが引き金となり再発することもあるため、こちらも注意が必要です。

「風邪の後に咳だけが続いている」
「花粉症をきっかけに咳が続いている」
「季節の変わり目や、いつも同じような時期に咳が出て続いてしまう」
このような方は咳喘息の可能性があります。咳が長引く場合は、お気軽にご相談ください。